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問題
近接している内分泌器官の組合せで正しいのはどれか。(第21回 午前50) 解体新書
選択肢
- 腎臓 – 卵巣
- 甲状腺 – 上皮小体
- 下垂体 – 松果体
- 副腎 – 脾臓
正解
2番:甲状腺 – 上皮小体
解説
【甲状腺・傍ろ胞(小胞)細胞】からは、①【カルシトニン】が分泌される。➡骨にカルシウムイオンを補うイメージ(血中Ca²⁺の低下させるように働く) 【上皮小体(副甲状腺)】からは、②【パラトルモン】が分泌される。➡骨からカルシウムイオンを奪うイメージ(血中Ca²⁺の増加させるように働く) ※上皮小体は、甲状腺の右葉と左葉の裏側に上下2対ずつ計4個ある米粒大の小体である。 /※下垂体は、間脳の視床下部にあり、トルコ鞍にはまるような位置に存在する。 /※ 松果体は、間脳の視床上部にありメラトニンを分泌する。 /※副賢は、腹膜後器官で賢臓の上端に接する。 /※膵臓は、胃の後方にあり 体表からは触れることは出来ず、L1の高さにある腹膜後器官である。 膵頭部は、十二指腸に囲まれ、膵尾部は脾臓に接する。
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