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【解剖学-神経系】柔整国試対策問題(参考:第17回 午前56)

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問題

誤っているのはどれか。(第17回 午前56) 解体新書

選択肢

  1. 舌咽神経は副交感神経線維を含む。
  2. 仙骨神経は副交感神経線維を含む。
  3. 大内臓神経は交感神経の節前線維である。
  4. 交感神経の節前ニューロンは脊髄後角に存在する。

正解

4番:交感神経の節前ニューロンは脊髄後角に存在する。

解説

【交感神経】の節前ニューロンの細胞体は、T1からⅬ2の脊髄の【側角】にある。  /脳神経で副交感神経線維を含むものは、③動眼神経【運動繊維・副交感繊維】/⑦顔面神経⑨舌咽神経⑩迷走神経【感覚繊維・運動繊維・副交感繊維】の4つである。 /顔面神経の副交感線維には2つの経路がある。【顎下神経節】を経由し【 顎下腺・舌下腺】に作用する。【翼口蓋神経節】を経由し【涙腺・鼻腔粘膜】に作用する。   /【大内臓神経】は、胸髄のT6~T9からおこる自律神経の節前繊維からなる。※  本来、交感神経は脊髄から出て交感神経幹を通るがこそこではニューロンを切り替えずに腹部内臓やその周辺の血管に分布する。【小内臓神経】は、胸髄のT6~T9からおこる自律神経の節前繊維からなる。こちらも同様に、交感神経幹を通らずに、素通りして腹部内臓やその周辺の血管に分布する。いずれも、交感神経の節前線維からなる。    /※ここでの①から⑫の番号は脳神経の番号となっている

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