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【解剖学-解剖学総論】柔整国試対策問題(参考:第17回 午前58)

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問題

視覚の伝導路で誤っているのはどれか。(第17回 午前58) 解体新書

選択肢

  1. 視蓋脊髄路では上丘を経由する。
  2. 網膜の両耳側からの線維は視交叉で交叉する。
  3. 視放線は後頭葉に至る。
  4. 視索は外側膝状体に至る。

正解

2番:網膜の両耳側からの線維は視交叉で交叉する。

解説

【網膜】から出た神経線維の束が、眼球の後面から【視神経】となり出る。 【視神経】は、眼窩から視神経管を通り頭蓋腔内に入る。頭蓋腔内に入ったところで左右の視神経が合わさって視交叉を形成する。【視交叉】は、網膜の鼻側半からの線維のみが反対側に交し、耳側の線維は交又することなく、【視索】を構成し【視床】の【外側膝状体】に至る。 ここでニューロンを変えて【視放線】を形成し【大脳後頭葉】の【視覚野】に行く。      /※眼球の入る光の量の調整に関わる経路は、【視蓋前核】で中継されて【動眼神経副核】に終わる。さらに動眼神経副核から出る【副交感繊維】が【毛様体神経節】を経て【瞳孔括約筋】【毛様体筋】を支配する。    /※光の来る方向に眼球や頭が向いたり、光を遮る手の【体反射】などは、【中脳】の【上丘】や【内側縦束】が関わる【視蓋脊髄路】を経由する。

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