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【解剖学-解剖学総論】柔整国試対策問題(参考:)

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問題

閉塞により梗塞をきたすのはどれか。(第22回 午前37)

選択肢

  1. 伴行静脈
  2. 動静脈吻合
  3. 動脈叢
  4. 終動脈

正解

4番:終動脈

解説

動脈には、①吻合のあるもの(吻合枝あり)と②無し(吻合枝無し)のものに分かれる。①は他の動脈とも繋がるのでどれかが絶たれても直ぐに致命的とはならない②は、絶たれると即致命的となる。  /①の吻合枝による経路を【側副血行路】という。その循環を、側副循環という。②の吻合枝を持たないものを【終動脈】と言う。/また、①のなかでも動脈が吻合を持っていても吻合枝が細すぎて動脈の血行が遮断されてしまう場合があり血液供給が不十分となる。虚血・壊死を起こす➡梗塞となる。このような動脈を【機能的終動脈】と言う。    機能的終動脈での梗塞は、吻合枝が細く徐々に詰まって血行が遮断されてしまうイメージ。 この機能的終動脈には、【心臓(冠状動脈)・脾臓・腎臓】などに見られる。②終動脈には、脳・肺心臓・腎臓・脾臓・肝臓・甲状腺などでみられる。               /※動脈叢は、吻合枝が複雑かつ立体的に繋がっている。閉塞は起こさない。                  ※動静脈吻合は、動脈と静脈が直接連結して血液の流れを変換する。 閉塞は起こさない。 ※伴行静脈は、動脈と同じく伴走をしながら走行する。 閉塞は起こさない。

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